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 狼の世界では、子育ては家族全員で協力して行うのがあたりまえだ。先に生まれたきょうだいは、親に代わって弟や妹の面倒を見る。

 親を手伝う為、兄さんお姉さんが、小さな子に餌を食べさせたり、遊ばせたり、時にはこんな風に、自分の体をベッド代わりに弟に使わせる。

 その小さな体を振り落とすことなく、気遣いながら、起こさないように静かに横たわるメキシコオオカミおねえさん

 そこにはきょうだいの深い愛情に満ちた時間が流れている。

For a wolf pup, the comfiest bed is your big sister 🐺

 メキシコオオカミは、アメリカ南部、メキシコに生息していたが、ほとんどの地域で絶滅状態にある。

 ニューヨーク州サウスセーラムにある非営利団体のオオカミ保護施設、「WCC」では、メキシコオオカミの種の保存計画に参加し、飼育下での繁殖を試み、野生に定着させることを支援している。

 また、狼についての正しい知識を身に着けてもらう為、一般の人を対象にした教育も行っており、その一環としてセンターにいるメキシコオオカミたちの様子を「Youtubeチャンネル」で紹介している。

 狼の世界では、家族が協力して子育てをする。親に代わってお兄さんお姉さんが幼い弟や妹の面倒をみるのだ。

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 背中に乗ってきた弟をどかすことなく、ベッドとして使わせてあげているお姉さん。弟はお姉さんの背中の上で安心しきった様子ですやすやと眠る。

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 狼の家族の絆はとても強い。お姉さんは弟の様子を気遣いながら、弟のお昼寝が終わるまで、じっと体を横たえている。

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 お姉さんにしてもらったことは、弟にも継承され、大きくなったらお姉さんと同じように、自分のきょうだいたちの面倒を見るようになっていくのだろう。

 
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やさしい世界。幼い弟に自分の体をベッドとして使わせるお姉さんオオカミ


(出典 news.nicovideo.jp)


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